【実は簡単!】鉄瓶のお手入れ方法とは?基本のお手入れをご紹介
鉄瓶に興味があって使ってみたいけれど、
「お手入れって大変でしょ?」
「扱いが難しそうで使いこなせるかどうか心配・・・」
と思っている方が多いのではないでしょうか。
実は、鉄瓶のお手入れはとってもシンプルで簡単なんです。
日常の暮らしの中で、楽に使い続けられるコツもご紹介していますので、是非参考にしてみてください。
鉄瓶使用後のお手入れ方法
![鉄瓶使用後のお手入れ方法](https://chobundo-onlineshop.com/wp-content/uploads/2022/12/DSC_2932-scaled.jpg)
使用後は、鉄瓶の余熱があるうちに中を空にして、蓋を開けて乾かしてください。
お手入れで大切なことは、鉄瓶の中を乾燥させておくことです。
水の入れっぱなしが鉄瓶によくありません。金気臭いお湯や赤茶色のお湯になるなどの原因となります。
鉄は蓄熱性が高いため、余熱があるうちに蓋を開けておくだけで
中の水分が蒸発します。乾いたことを確認して蓋を閉めて保管してください。
使いきれずにお湯が残った場合は、魔法瓶や保温ポットにうつしておくことをおすすめします。
次に沸かしたいときに、これに少し水をたして使えば沸くのが早いですし、お料理にも使えます。
そして何より、美味しい白湯がいつでも飲めます。
もし、鉄瓶が冷めてしまい余熱がないときは、数秒間だけ弱火で火にかけて下さい。
そのときは、少しの加熱で鉄瓶は十分温まりますので、その場を離れずにいてください。
長時間の空焚きは鉄瓶が破損する原因となります。
余熱がなくなり中が濡れているときは、再度少量でもお湯を沸かすことをおすすめします。
鉄瓶は洗いません
![鉄瓶使用後のお手入れ方法](https://chobundo-onlineshop.com/wp-content/uploads/2021/03/900fa8ae38dc8e389d75.jpg)
鉄瓶はお湯を沸かす道具なので、洗う必要はありません。
内側については使用していくと、湯垢がついてますます良い状態に育っていくので
基本的には触らず、こすらずお使いください。
外側については乾いた布巾で周りについた水滴を拭いてください。
また、余熱があるうちに、固く絞った布巾で鉄瓶の外側をなでますと、
漆着色ならではの艶が増してきます。
外側のお手入れに使う布巾は、色移りがありますので汚れても良いものをお使いください。
鉄瓶のお手入れは毎日使うことが一番!
鉄瓶にとって一番のお手入れは、毎日使うことです。
毎日使うことで、少しずつ鉄瓶の内側が錆びてきて、湯垢がついて
よりまろやかな白湯ができあがります。
(鉄瓶を使用していくと自然とサビはできます。サビについては後のブログで書きます)
長期間使用せずにいるとホコリや湿気により、いろいろ問題が出てきます。
夏場は鉄瓶をお休みするという方でも、時々お湯を沸かして使うことをお薦めします。
鉄瓶のお湯をでつくる麦茶は、麦の味をよく感じられて、とても美味しいです。
そうして使っていると、冬場寒くなり、いざ鉄瓶の出番になったときに、問題なく使えます。
鉄瓶はよく「育てる道具」と言われます。
毎日使い続けることで、鉄瓶も良い状態になり
より美味しい白湯を味わうことができます。
また、使えば使うほど愛着が湧いてくるのも鉄瓶の魅力です。
お手入れは
「お湯が沸いたら、使い切って、蓋を開けて余熱で乾かすこと」だけ
ですので、使うことを習慣化してもらえると嬉しいです。
日常づかいにおすすめの鉄瓶3選
長文堂の鉄瓶の中で「毎日使いたくなる鉄瓶」を何点か選んでお薦めします
なつめ
![日常づかいにおすすめの鉄瓶3選](https://chobundo-onlineshop.com/wp-content/uploads/2021/03/efd4745dc07aad6b776f.jpg)
初代デザイン鉄瓶で、今も多くの方からご愛用頂いています。
容量も十分ありながら軽量で、注ぎやすく、
鋳肌と形も美しく、現代の生活スタイルにも溶け込みます。
「用と美」を兼ね備えた鉄瓶です。
ざくろ
![日常づかいにおすすめの鉄瓶3選](https://chobundo-onlineshop.com/wp-content/uploads/2021/07/zakuro_1.jpg)
蓋が大きいことが特徴の鉄瓶ですので
余熱で乾かすときに乾きやすく、差し水がしやすいです。
大きさの割には比較的軽量に仕上がっていますので、
「ご家族でマイボトルにも白湯を」という場合でも十分な容量と使い心地です。
但馬
![日常づかいにおすすめの鉄瓶3選](https://chobundo-onlineshop.com/wp-content/uploads/2022/06/tajima_1.jpg)
容量が2.4Lと大きいので、一度にたくさんのお湯を沸かして
一日中楽しみたい方にお薦めです。飲み物以外にお料理などにも使っても十分の容量です。
打ち出の小槌が蓋のつまみとしてあしらわれていたりと、
縁起物ばかり盛り込んだ紋様ですので、眺めていても楽しくなる鉄瓶です。